イスラエル軍戦車、ガザ北部で自軍兵士に誤って砲撃し5人死亡
(CNN) イスラエル軍は18日までに、パレスチナ自治区ガザ地区北部のジャバリヤでの戦闘で自軍の戦車が誤ってイスラエル兵士に砲撃を加え、5人が死亡したと発表した。
負傷者の有無は伝えられていない。死亡したのは空挺(くうてい)旅団の大隊に所属する大尉1人を含む5人。年齢は20~22歳となっている。砲撃した戦車は同じ大隊に配備されていた。
イスラエル軍のハガリ報道官は16日の声明で、初期段階の調査結果として戦車は建物にいた兵士を敵と誤認し、砲撃したとみられると説明。現場はイスラエル軍の戦車や兵士に多数のロケット弾攻撃などがあった密集した地域とし、部隊は作戦遂行が予定通りに進まないストレスが高じる局面にあったとも述べた。
これでガザでの軍事作戦で死亡したイスラエル兵士の総数は計278人となった。
イスラエルはガザ北部についてはイスラム組織「ハマス」を一掃したとして以前に軍事作戦の完了を宣言。最近になってハマスが「テロ基盤の再整備や工作員の再結集を図る」動きがあるとして作戦を再開していた。
この中でイスラエル軍は17日、難民キャンプがあるジャバリヤでの地上侵攻作戦を拡大したと発表。過去1日間で戦闘範囲を広げ、局地的な支配権の強化を図ったとした。ジャバリヤでの作戦開始は約1週間前のこととし、戦闘機などが武器保管施設を空爆し、迫撃砲で応戦する敵戦闘員の複数を殺害したと述べた。イスラエル軍側に負傷者はいないともした。