人質となったドイツ系イスラエル人女性の遺体収容、遺族に区切り

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イスラエル軍、ガザ地区から人質3人の遺体収容

(CNN) イスラム組織ハマスの人質となっていたイスラエル人、シャニ・ルークさんの遺族は17日、パレスチナ自治区ガザ地区から娘の遺体が収容されたことで一定の区切りがついたとの感慨を表明した。

ドイツ系イスラエル人女性のルークさん(23)は昨年10月7日、イスラム組織ハマスの戦闘員によって音楽祭の会場から拉致され、同月30日にイスラエル外務省が死亡を確認した。

音楽祭襲撃後、ハマスのトラックの後部に乗せられたルークさんの生気のない姿が動画に捉えられていた。

遺族がCNNに寄せた声明によると、イスラエル国防軍(IDF)が17日に自宅を訪れ、ガザ地区のトンネルからルークさんの遺体を収容してイスラエル帰国を実現することができたと告げられたという。

遺族は「このような知らせに触れるたび、愛する娘が10月7日にハマスによって惨殺されたことを知った恐ろしい瞬間がよみがえる。だが、遺体を取り戻すことができ、ほっとしている面もある。ようやくそばに埋葬できる。ある種の区切りになる」とつづった。

声明では「美しく平和を愛する人としてシャニを記憶にとどめたい。娘は音楽とダンス、人生を愛していた。私たちや世界の多くの人に、光と善への信念を与えてくれた」とも述べている。

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