イタリア人サーファー、鋭いくちばしの魚に胸突き刺され死亡 インドネシア
(CNN) イタリア人のジュリア・マンフリーニさん(36)がインドネシア西スマトラ州沖のムンタワイ諸島シベルト島南部でサーフィンをしている際、鋭いくちばしを持つ魚に胸を突き刺されて死亡した。
国営通信社が、災害管理当局者の話として伝えたところによると、マンフリーニさんがメカジキに胸を突かれたのは現地時間午前9時30分ごろだった。
医療報告書によると、マンフリーニさんは左胸上部に深さ約5センチの刺し傷を負った。
旅行会社を経営していたマンフリーニさんと取引のあったムンタワイ諸島のホテルはインスタグラムに「顧客であり友人」が「ダツに胸を突かれ、ほぼ即死した」と投稿した。
ダツとメカジキはどちらも長く鋭いくちばしを持ち、水から飛び出すことができる。その身体的特徴は人間に危険を及ぼしかねないが、死亡例は極めてまれだ。
国営通信社によると、事故を近くで目撃した2人が応急処置を行い、マンフリーニさんを医療施設に運んだものの、命を救うことはできなかった。