イラン、「高性能」の遠心分離機を稼働へ IAEAに反発

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国際原子力機関(IAEA)がイランについて「非協力的」だとする非難決議を採択したことにイランは反発し、「高性能」の遠心分離機を作動させると発表した/Joe Klamar/AFP/Getty Images

国際原子力機関(IAEA)がイランについて「非協力的」だとする非難決議を採択したことにイランは反発し、「高性能」の遠心分離機を作動させると発表した/Joe Klamar/AFP/Getty Images

(CNN) 国際原子力機関(IAEA)がイランについて「非協力的」だとする非難決議を採択したことを受けて、イランは反発し、「高性能」の遠心分離機を作動させると発表した。

イラン国営メディアは、イランの外務省と原子力当局の共同声明を引用し、イランが異なった種類の新型で高性能の遠心分離機を相当数稼働させると伝えた。

声明では、遠心分離機の稼働について、国の利益を守り、平和的な原子力エネルギーをさらに発展させるための措置であり、国の必要性とイランの権利の範囲内のものだと説明している。

IAEAの理事会はこれより前、イランに対する非難決議を採択していた。非難決議ではイランに対し、IAEAへの全面的な協力を要請し、イランが法的な義務を果たすように行動することが核物質の検証を確実に行うために不可欠であり急を要していると指摘している。

IAEAとイランは長年にわたり対立を続けている。そうした対立のなかには、イランの未申告の施設からウランの痕跡が発見されたことが含まれる。

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