男がスーパーを襲撃し1人刺殺、5人負傷 ドイツ北部
(CNN) ドイツの警察は28日、北部のハンブルク市にあるスーパーマーケット内で同日午後、26歳の男が刃物で客らを襲い、1人を殺害、4人を負傷させたと発表した。店外に逃げた際に通行人1人を襲い、負傷させたとみられる。
凶器は台所用の刃物で、店内に入った後、襲い始めたという。容疑者は中東のアラブ首長国連邦(UAE)出身だが、現在保持している国籍などは不明。
警察の報道担当者は地元メディアに、捜査は初期の段階で犯行の動機は特定されていないと述べた。ただ、単独犯による襲撃としている。テロの可能性の有無も不明。
犠牲者は50歳の男性で、負傷者4人は店内にいた。容疑者は店から出て逃走し、通行人1人も攻撃していた。この1人も負傷したとみられる。負傷者計5人の年齢は19~64歳で、一部は重傷で病院で手当てを受けている。
事件の複数の目撃者が容疑者を追跡し、警官が現場に到着するまで男を取り押さえていたという。