米海軍、新空母の衝撃試験を実施 爆発で地震観測

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
最新鋭空母「ジェラルド・R・フォード」のすぐ近くで巨大な爆発を起こし耐衝撃性能を試験/US Navy/DVIDS

最新鋭空母「ジェラルド・R・フォード」のすぐ近くで巨大な爆発を起こし耐衝撃性能を試験/US Navy/DVIDS

(CNN) 米海軍は最新鋭空母「ジェラルド・R・フォード」の実戦配備を前に、戦闘状況における耐衝撃性能を検証するため、同艦のすぐ近くで大規模な爆発を起こす試験を行った。この爆発による地震も観測された。

試験は18日、フロリダ州沖約160キロの海域で実施された。ジェラルド・R・フォードが爆発物を使った試験を経験するのは初めて。

米地質調査所(USGS)によると、この爆発でマグニチュード(M)3.9の地震が観測された。

爆発で巨大な水柱が上がった/US Navy/DVIDS
爆発で巨大な水柱が上がった/US Navy/DVIDS

この試験は「全艦衝撃試験(フル・シップ・ショック・トライアル)」と呼ばれ、戦闘状況における新造艦の性能を模擬的に検証する目的で行われる。

海軍は「海洋生物の回遊パターン」に配慮した厳しいスケジュールで試験を計画した。

ジェラルド・R・フォードは衝撃試験を完了した後、メンテナンスや修理などを経て実戦配備される。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]