ウィキリークス、欧米の貿易投資協定文書に懸賞金 11万ドル

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ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジュ容疑者などが懸賞金の提供を表明

ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジュ容疑者などが懸賞金の提供を表明

ロンドン(CNNMoney) 内部告発サイト「ウィキリークス」は11日、米国と欧州連合(EU)との間で協議が進められている環大西洋貿易投資協定(TTIP)の詳細が分かる文書に対し、11万ドル(約1380万円)の懸賞金を出すと表明した。

現在、懸賞金のための資金を募っているところで、これまでに2万5000ドルが集まったという。支援者のなかには、ファッションデザイナーのビビアン・ウエストウッド氏や、ギリシャ前財務相のヤニス・バルファキス氏、ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジュ容疑者などがいる。

TTIPに関する協議は、米・EUの当局者のなかだけで進められている。

ウィキリークスは声明で、欧州の人々が貿易交渉の内容を読めるようにすべく取り組みを進めていると表明。同サイトの広報担当者は、「あらゆる手段を使って」文書を手に入れたいと語った。

協議にあたっている欧州委員会は、透明性を確保するためのあらゆる取り組みを行っていると説明。米国もEUもウェブサイト上で貿易交渉に関する情報を提供している。

ウィキリークスは以前にも、環太平洋経済連携協定(TPP)の条文案の提供者に懸賞金を支払うと発表していた。

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