「自分はフリーランス」 米労働者の3割、仕事にも満足

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米国で自らをフリーランスと認識する労働者が全体の3割を占めていることが分かった

米国で自らをフリーランスと認識する労働者が全体の3割を占めていることが分かった

ニューヨーク(CNNMoney) 米国の労働者の31%は自分自身を「フリーランス」と認識していることが分かった。米人材派遣大手ケリーサービスの調査で明らかになった。

独立して契約を結ぶのか、中小企業を営むのかといった違いはあるが、労働者の31%は自分を、1人の雇用主からだけ収入を得る「伝統的な労働者」とは見なしていない。

そのうちの多くは、1人の上司にしばられることを好まないとしている。また、大部分は自ら進んでフリーランスの道を選んでいる。

経済的な状況を理由にしたのはわずか10%だった。ケリーサービスが前回、同様の調査を行った2011年は経済的な理由を挙げた割合はおよそ半数に上った。

フリーエージェントの人々は伝統的な労働者よりも、仕事全体に対する満足度をはじめ、ワークライフバランスやスキル向上、キャリアの積み方などに対する満足度も高いという。

フリーエージェントとして働く人はあらゆる業種に広がっているが、ITや金融、エンジニアリング、教育といった分野に多いという。

また、若年層にフリーエージェントと考える人たちが多いわけではない。調査によれば、1946年から64年に生まれた「ベビーブーマー」の36%がフリーエージェントと回答。1980年ごろから2000年代初めに生まれた「ミレニアル世代」は26%だった。

ケリーサービスによれば、スキルが高くて熟練した労働者が求められるプロジェクトも多く、特に、科学やテクノロジー、エンジニアリング、数学といった分野に関連している場合はその傾向が強いという。

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