L・ディカプリオ、化石燃料からの投資引き揚げ運動に参加
ニューヨーク(CNNMoney) 米俳優のレオナルド・ディカプリオさんは24日までに、化石燃料からの脱却を目指す投資家団体「ダイベスト・インベスト」に加わったことを明らかにした。
ダイベスト・インベストでは気候変動や地球温暖化に人間が及ぼす影響を抑えるため、化石燃料関連の資産から投資を引き揚げ、クリーンエネルギー企業への投資を増やすと宣言。投資対象から外すべき企業として、石油や石炭、ガス関連の200社を挙げている。
この1年で急成長を遂げ、現在は43カ国の2040人と436機関が参加、資産総額は2兆6000億ドル(約312兆円)に上る。昨年9月の時点での参加は181機関と656人、資産総額は500億ドルにとどまっていた。
有名人では「ブラック・スワン」を手がけた映画監督のダーレン・アロノフスキーさん、米俳優のマーク・ラファロさんなども参加している。
ディカプリオさんはツイッターを通じて頻繁に地球温暖化に関する問題に言及してきた。20年前に設立した「レオナルド・ディカプリオ財団」では自然保護や地球温暖化への対応を訴え、気候変動問題に取り組む国連平和大使にも任命されている。