OPEC、9カ月の減産延長で合意 世界経済の減速受け

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OPECを主導するサウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相/Stefan Wermuth/Bloomberg via Getty Images

OPECを主導するサウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相/Stefan Wermuth/Bloomberg via Getty Images

ウィーン(CNN Business) 石油輸出国機構(OPEC)は1日、先月末に期限を迎えた協調減産を9カ月間延長すると発表した。

OPECは2017年から、ロシアなど非加盟国と協調して減産を続けてきた。1日にウィーンで開いた会合では5時間わたる協議の末、来年3月まで延長するとの合意が成立した。

延長の理由としては世界経済の減速を挙げた。

OPECはまた、非加盟国との協調体制を明文化することでも合意した。

OPECを主導するサウジアラビアと非加盟の主要産油国ロシアは先週末、大阪で開催された20カ国・地域首脳会議(G20)の場で減産の延長について話し合っていた。

延長にはサウジと敵対関係にあるイランも同意している。

一方で米国は反発を示す見通し。トランプ米政権はこれまでOPECに対し、原油価格の引き下げに向けて増産するよう繰り返し求めてきた。

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