映画配給の20世紀フォックス、ディズニーが「20世紀スタジオ」に社名変更
ニューヨーク(CNN Business) 「サウンド・オブ・ミュージック」「スター・ウォーズ」などの大作映画を85年以上にわたって配給してきた「20世紀フォックス」。同社を買収したディスニーが、この社名から「フォックス」を外して「20世紀スタジオ」に変更する。
系列の映画制作会社「フォックス・サーチライト」の社名も、「サーチライト・ピクチャーズ」に変更される。
ディズニーは昨年、フォックスの資産を710億ドルで買収した。社名からフォックスがなくなっても、ロゴやタイトルカード、冒頭に流れる音楽は、フォックスの文字がなくなる以外は、そのまま変更しない。
サーチライト・ピクチャーズの新社名は、2月14日に公開される「ダウンヒル」から使われる。20世紀スタジオは、同月21日公開の「野性の呼び声」から登場する。
今回の社名変更を、ハリウッドの一時代の終わりとして惜しむ声もある。
20世紀フォックスは1935年、トゥウェンティエス・センチュリー・ピクチャーズとフォックス・フィルムズの合併によって誕生した。