代替肉バーガー、一部店舗で試験販売へ 米マクドナルド
ニューヨーク(CNN Business) 米ファストフード大手マクドナルドは17日までに、植物由来の代替肉を使ったハンバーガー「マックプラント」を米国内の8店で11月3日から試験的に売り出すと発表した。
代替肉などを手がける企業ビヨンド・ミートと協力した事業で、販売は期間限定。カリフォルニア、アイオワ、テキサスやルイジアナ各州にある8店が対象。
マクドナルドは、代替肉バーガーが調理部門や店自体などに及ぼす影響を見極める機会にしたいとしている。
ファストフード業界ではここ数年、厳格ではない菜食主義者の客を取り込むため植物由来のメニューの試験に取り組んできた。
マクドナルドは昨年11月に投資家向けの説明で、マックプラントの事業を明かし、最終的には植物由来のチキンや朝食用のサンドイッチなどを含めたいとの計画を打ち出していた。過去1年ではスウェーデン、デンマークや英国などを含む一部の欧州市場でマックプラントを試験販売していた。
マックプラントは代替肉や卵製品に加え、マヨネーズ、アメリカンチーズ、ケチャップ、トマト、レタス、ピクルスやタマネギを使用。パティはエンドウ豆、ジャガイモや米などの成分で作られる。