娯楽用大麻、米ニュージャージー州で21日から販売開始
(CNN Business) 米ニュージャージー州で21日から娯楽用大麻の販売が開始され、21歳以上の成人が娯楽目的で大麻を使用できるようになる。州の大麻規制委員会が発表した。
発表によると、同委員会は7つの代替治療センター(小売り薬局13店を含む)に免許を交付する。
同州では今年に入り、21歳以上の成人によるマリフアナ使用を合法化する州法が、フィル・マーフィー知事の署名で成立していた。
娯楽用マリフアナ合法化は、2020年に行われた住民投票で支持されていた。議会ではマリフアナ合法化の法案通過に必要な賛成票が獲得できなかったことから、住民投票を行って「大麻と呼ばれる形態のマリフアナを合法化するための州憲法改正を支持しますか」と問いかけた。
改正された州憲法では、21歳以上の個人による非医療目的の大麻使用を合法化。医療用マリフアナ市場を監督している州の委員会が個人用市場も監督する。
マーフィー知事は14日、「21歳の大人は4月21日から、医療証がなくても大麻および大麻製品を合法的に購入できるようになる。新しい大麻業界の創設に向けた歴史的な一歩だ」とツイートした。
大麻規制委員会は、州の大麻産業においては公平性と多様性を重視すると強調している。