過去最多の450万人が離職、米3月雇用統計
労働統計局のデータによると、小売業と製造業の求人数は増加し、政府関係の仕事と運輸・倉庫・公共事業の求人は減少している。
「今日の経済状況では、労働者は仕事を辞めてもすぐに採用される。「この『転職』は労働者が辞職し、職を探し、新しい機会を得ることができる労働市場が強化されていることの好ましい兆候だ」と経済政策研究所のシニアエコノミスト、エリス・グールド氏は指摘する。
記録的な離職者数にもかかわらず、あらゆる部門で雇用が離職者数を上回った、とグールド氏は付け加えた。
つまり、米国の労働市場はパンデミック以前の力強さを取り戻しつつある。