世界2番目の長寿男性が死去、113歳 カリブ海バルバドス
(CNN) 世界で2番目の高齢男性とされるカリブ海の島国バルバドスのジェームズ・シスネットさんが死去していたことが27日までに分かった。113歳だった。遺族などが明らかにした。
シスネットさんは1900年2月22日生まれ。今月23日、眠っている間に亡くなったという。
100歳以上の高齢者の年齢などを調査している民間団体GRGによると、シスネットさんは西半球で年齢が確認されている男性の中では最高齢、世界では2番目の高齢男性だったとみられる。
遺族によると、シスネットさんは70歳だった1970年に鍛冶職人の仕事を引退。地元では歴史の生き証人として知られ、尊敬を込めて「グランダッド」の愛称で呼ばれた。政府のはからいにより、国立競技場での葬儀も計画されているという。
GRGによれば、男女を合わせた世界最高齢は、この4月で116歳になった木村次郎右衛門さん。
ギネス・ワールド・レコーズの記録によれば、世界最長寿の記録を残した人物は、122歳まで生きたフランス人女性のルイーズ・カルマンさんだという。