米誌の大学ランキング、プリンストンが単独トップ
(CNN) 米誌USニューズ・アンド・ワールド・レポートが発表した米国内の大学ランキングで、プリンストン大が単独でトップに立った。
同誌は全米1800校近くの大学を全国的な総合大学、リベラルアーツ・カレッジ、単科大学などのカテゴリーに分け、ランク付けした結果を毎年発表している。昨年はプリンストン大とハーバード大が総合大学の同率首位だった。
今年の選考基準は昨年までに比べ、大学の「出口」を重視した配点となっている。新入生の高校時代の成績など「入り口」の数値から重点が移り、学生の定着率や卒業率など、結果中心のデータが大きな割合を占めるようになった。
全国的なリベラルアーツ・カレッジのカテゴリーでは、ウィリアムズ大がトップに選ばれた。ただし学費の安さを考慮した順位では収入ベースの助成金を差し引いた額で年間1万6286ドル(約160万円)のアマースト大、同1万2282ドルと低コストのバーナード大に続き、同1万9251ドルのウィリアムズ大は3位だった。
学生の負債を比較した順位は、プリンストン大がローンを抱える学生の割合24%、負債額の平均5096ドルで最も少なかった。