ピアース・ブロスナン、アマゾンMGMにジェームズ・ボンドへの「敬意」求める
(CNN) 米アマゾンMGMスタジオによる「ジェームズ・ボンド」の映画シリーズ制作をめぐり、俳優のピアース・ブロスナンはアマゾンMGMに対し、「敬意」と「尊厳」を持って取り組んでほしいと語った。
アマゾンMGMは先月、30年あまりにわたって同映画シリーズの制作を監督していたマイケル・ウィルソン氏とバーバラ・ブロッコリ氏の両プロデューサーが共同オーナーとしてシリーズに携わるものの、クリエーティブ面についてはアマゾンMGMが引き継ぐと発表していた。
ブロスナンは1995年から2002年にかけて、シリーズでボンド役を演じていた。ブロスナンは9日に公表された英紙とのインタビューで、シリーズの所有者が変わることは「ある種の嘆き」を伴うと語った。
ブロスナンはウィルソン氏とブロッコリ氏がシリーズから離れるのは正しい決断だったとし、「2人が手放すのは大きな勇気がいることだった。2人は依然として発言権がある。(アマゾンが)作品と登場人物について、尊厳と想像力と敬意を持って扱ってくれることを願っている」と述べた。
ブロスナンはまた、次のボンド役は「当然ながら」英国人になると感じていると言い添えた。
新たなシリーズについてはまた発表されていない。