小型機が駐車場に墜落、搭乗の5人を病院搬送 米ペンシルベニア州
小型機が墜落、搭乗の5人負傷 米ペンシルベニア州
(CNN) 米ペンシルベニア州ランカスター郡で9日、高齢者向け集合住宅の駐車場に小型機が墜落し、搭乗していた5人が負傷した。
同州マンハイムタウンシップ消防局の9日の記者会見によると、現地時間の同日午後3時18分ごろ、ビーチクラフトの単発機ボナンザが高齢者向け集合住宅の敷地内に墜落し、搭乗していた5人が近くの病院に運ばれた。
駐車場の車も十数台が破損。うち5台は損傷が激しかった。集合住宅の建物に構造的な被害はなく、地上でけがをした人はいなかった。
現場からの映像には、墜落した機体が激しい炎と黒煙に包まれる様子が映っている。消防によると、火は大量の放水によって消し止められた。
米連邦航空局(FAA)はこの事故について調査すると表明した。米国では1月に起きた旅客機とヘリコプターの空中衝突事故をはじめ、各地で航空機事故が相次いでいる。ペンシルベニア州では1月31日、医療搬送用の小型機がフィラデルフィアに墜落して乗客6人と地上の1人が死亡していた。
飛行状況の追跡サイト「FlightAware」によると、9日に墜落した小型機は、墜落現場のすぐ北にあるランカスター空港を出発してオハイオ州スプリングフィールドに向かっていた。
ペンシルベニア州のシャピロ知事によると、現場には州警察が出動して消防の対応を応援している。
目撃者のブライアン・ピプキンさんはCNNの取材に対し、小型機は離陸後間もなく墜落したと証言。「かなりの高さだったが、左にそれ始めて左旋回を続けながら突然、横向きに急降下した」と語った。
現場の駐車場に駆け付けると、コックピットが炎に包まれていたという。「ものすごい熱さだった」「私は爆発しないよう祈りながら近づいた」とピプキンさんは話している。