米ホワイトハウス付近に銃を持った男、シークレットサービスが発砲

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米首都ワシントンのホワイトハウス付近で、シークレットサービス(大統領警護隊)の隊員が銃を持った男に発砲した/Samuel Corum/Bloomberg via Getty Images

米首都ワシントンのホワイトハウス付近で、シークレットサービス(大統領警護隊)の隊員が銃を持った男に発砲した/Samuel Corum/Bloomberg via Getty Images

(CNN) 米シークレットサービス(大統領警護隊)は9日、首都ワシントンのホワイトハウス付近で同日午前、銃を持った男に隊員が発砲したと発表した。

当時ホワイトハウスにドナルド・トランプ大統領は不在だった。

発表によると、自殺しそうな人物がインディアナ州からワシントンに向かっているとの情報が入り、警護隊員がホワイトハウス近くでその特徴に一致する男と、駐車してある車を発見した。

隊員が近づくと男が銃を振りかざしたため、隊員が発砲した。

男は病院に搬送された。容体は分かっていない。

シークレットサービスの隊員にけがはなかった。

複数の捜査関係者がCNNに語ったところによると、インディアナ州ノースマンチェスターの警察から8日、首都警察に対し、車でワシントンへ向かっている27歳の男が銃を持っていて感情的に混乱しており、警官による自殺を試みる可能性があるとの連絡が入った。

男はホワイトハウスから1ブロックほど離れた場所を歩いているところを発見された。男が自分自身に銃口を向け、銃を捨てろという命令に従わずにシークレットサービス隊員の方に銃を向けたことから、隊員が発砲したという。車の中からはライフル銃1丁が見つかった。

事件については首都警察の主導で捜査を行う。

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