高校で銃撃、生徒2人死傷 発砲の男子生徒は死亡 米テネシー州
(CNN) 米テネシー州ナッシュビルの高校で22日に銃撃事件が発生し、警察によると女子生徒1人が死亡、男子生徒1人が負傷した。
ナッシュビル警察によると、事件は学校の食堂で現地時間の午前11時過ぎに発生。17歳の男子生徒がピストルを発砲し、女性生徒1人が死亡、男子生徒1人が負傷した。
発砲した男子生徒はその後、自殺した。
負傷した男子生徒は腕にかすり傷を負い、手当てを受けて帰宅した。別の男子生徒も顔にけがをしているが、撃たれてはいないという。
同校には警官2人が常駐していたが、現場の食堂に駆け付けた時には既に事件は終わっていて、男子生徒は自分を撃って死亡していた。
警察の特殊部隊は校内を捜索し、学校側はカウンセラーを配置して生徒を支えていると発表した。同校にはおよそ2000人の生徒が在籍している。
CNNの集計によると、米国内の学校で銃撃事件が起きたのは今年に入って初めてだった。2024年はCNNが集計を始めて以来最多の83件に上っていた。