毛皮販売の禁止条例が発効 米ウエストハリウッド市

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ウエストハリウッド市では毛皮の衣服類の販売ができなくなった

ウエストハリウッド市では毛皮の衣服類の販売ができなくなった

(CNN) 米カリフォルニア州ウエストハリウッド市は22日までに、毛皮の衣服品販売を禁止する市条例を制定し、発効させた。

違反者は最少額で250ドル(約2万4750円)の罰金に処される。同市は自らの街を心の優しさの面では「米国の首都」と標ぼうしている。

同条例は2年がかりで制定にたどりついたもの。同市では、ニワトリの檻(おり)の規制や市条例としては全米初というネコの爪抜き禁止も施行されている。

ただ、条例制定後も質屋は毛皮の衣服品を扱うことができ、個人の着用や他の場所で購入した製品を市内に持ち込むことも可能。

地元のCNN系列局によると、一部の市民は条例を歓迎し、集会と菜食主義のピザパーティーを計画している。一方で同市の商工会議所は条例は市内のファッション産業に不公平な内容と反発している。

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