トカゲなど食べて19日間、森で遭難の72歳男性を救助 米
(CNN) 米カリフォルニア州北部の森林へシカ狩りに行って行方不明となった男性が、19日間におよぶサバイバルの末に救助された。男性はトカゲやカエル、リスを食べて生き延びたという。
ジーン・ペネフラーさん(72)は9月24日、狩り仲間の友人男性1人とメンドシーノ国有林を訪れた。2人は手分けしてシカを追い、昼食時に合流する予定だったが、べネフラーさんは途中の急坂で足を滑らせて転倒。頭を打って気を失ったという。
意識が戻るまでにどれくらい時間がたったのかは不明だ。帰り道を探そうとして歩き回ってみたものの方向が分からず、その場で助けを待つことにしたという。
猟銃は手元にあったがシカを追う体力はなく、小動物や藻を食べて飢えをしのいだ。雨が降ると倒木の下に潜り込み、たき火をしたり落ち葉に体をうずめたりして暖を取った。何度か雪が降り、気温が零下まで下がる夜もあったという。