米エンパイアビルに殺されたライオンを投影、動物保護訴え
(CNN) 米ニューヨークを代表する超高層ビル、エンパイア・ステート・ビル(高さ約380メートル)の壁面に絶滅危惧種の画像を映し出すライトアップが行われ、米国人ハンターに殺された有名ライオン「セシル」などの姿が夜空に浮かび上がった。
セシルのほかにもユキヒョウ、トラ、さまざまな種類のヘビ、鳥類、海洋生物などが、40台のプロジェクターを使ってビル南側の壁面に次々に投影された。
このイベントは絶滅危惧種に対する関心を高めてもらう狙いで、海洋保全団体がドキュメンタリー番組の宣伝のために100万ドル(約1億2400万円)をかけて企画した。
同団体によれば、当初の計画にはセシルの画像は含まれていなかったが、殺されたセシルの追悼のため、急遽(きゅうきょ)追加することになった。エンパイア・ステート・ビルに動く画像が映し出されたのは初めてだという。
Last night endangered species took over the @EmpireStateBldg #RacingExtinction pic.twitter.com/PiL1LHTQAc
— Racing Extinction (@Extinction_OPS) 2015, 8月 2