国際宇宙ステーション、地球10万周を達成
最近では、双子の兄弟の一方だけが滞在して影響を調べたり、レタスを栽培したりする研究も実施された。現在はマウスを使い、無重力空間に長くいることによる筋力や骨密度の低下を防ぐ研究が進められている。
米国の元飛行士、リロイ・チャオ氏は「宇宙開発の次の目標は火星への有人飛行。それを成功させるためにはISSがカギとなる。最大の課題は、火星への行き帰りや滞在中に飛行士の健康を維持することだ」と話す。
宇宙空間では地球上よりはるかに大量の放射線にさらされるなど、人体はさまざまな影響を受ける。だが「結局のところ、我々人類は冒険が大好きなのだ」と、チャオ氏は力を込めた。
43 yrs ago today, the U.S.'s 1st space station launched. Monday, the Intl. @Space_Station marks its 100,000th orbit.https://t.co/Kxoli9sEDd
— Intl. Space Station (@Space_Station) 2016年5月14日