PM2.5の健康被害、ビタミンBで緩和か 最大76%減
その結果、ビタミンBのサプリメント服用を4週間続けると、PM2.5によるダメージが28~76%減ることが分かったという。
米コロンビア大学の研究者はこの結果について、「特に大気汚染がひどい地域では、喫緊に検証を行ってビタミンBを使った予防介入措置を開発し、健康被害を抑制する必要がある」と提言する。
それでも大気汚染対策では当局による規制が鍵を握ることに変わりはない。加えてマスクの着用や空気清浄機の利用といった自衛策を講じる必要があると、香港城市大学の研究者は強調している。