ブルー・オリジンの宇宙観光、19年4月までに実現へ

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米宇宙企業のブルー・オリジンがロケットの観光利用に関する計画を発表

米宇宙企業のブルー・オリジンがロケットの観光利用に関する計画を発表

ニューヨーク(CNNMoney) 米民間宇宙開発企業ブルー・オリジンは5日、観光客を乗せたロケットを2019年4月までに打ち上げる計画を明らかにした。

ブルー・オリジンは米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)率いる宇宙企業。宇宙旅行実現の計画は、5日に再開された米国家宇宙評議会の会合でボブ・スミス最高経営責任者(CEO)が説明した。

20年ぶりに復活した国家宇宙評議会は、政府と民間による宇宙探査と国家安全保障の取り組みの連携支援を目指す。

スミス氏は会合の中で、観光客を乗せたロケットの打ち上げについて「18カ月以内に人を宇宙へ送り出す」と説明。このロケットには宇宙飛行士ではなく、一般市民が搭乗すると語った。

この計画でブルー・オリジンは、競合する宇宙開発企業のスペースXに対してやや遅れを取ることになる。スペースXは、2018年10~12月の間に2人の観光客を月周辺の旅行に送り出す計画を今年2月に発表している。同社は5日、計画に変更はないと強調した。

ただしスペースXを率いるテスラのイーロン・マスクCEOは、野心的な期限を設定しつつもそれを守らないことで知られる。 ブルー・オリジンの宇宙観光では、参加者が無重力を体験したり、宇宙からの眺めを楽しんだりできる。まだ旅行代金は発表していないものの、比較的安く抑えたい意向。

これに対してスペースXの月旅行は相当な額になるのは確実で、数百万ドルはかかる見通しだ。

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