先進諸国の19歳以下の死亡率ランキング、米国が最下位
また十代男子がけがで亡くなる例が非常に多く、15~19歳の間に銃で撃たれて死亡する率は他国の82倍にも及ぶことが分かった。
この研究の問題点としては、死亡例の集計法や死因のデータが国や時代によって異なること、人種や経済状況などで分類した情報が欠けていることが挙げられる。
しかし米国では胎児に影響を及ぼす妊婦の健康状態や、銃による暴力が高い死亡率につながっていることは明らかだと、専門家は指摘する。サクラール博士は、こうした死の多くは未然に防ぐことができるとの見方を示し、そのためには子どもたちが育つ社会環境全体を変える努力が必要だと強調している。