米下院議長の愛車、リスの一家にかじられ動かず
(CNN) 米連邦議会下院のポール・ライアン議長は14日までに、リス科の動物「ウッドチャック」の一家が保有するスポーツ用多目的車(SUV)をかじるなどしたためエンジンが作動しないなどの被害を受けたことを明らかにした。
首都ワシントンで開かれた経済関連会合に出席した際、打ち明けた。「愛車のシボレー・サバーバンが動物に食べられ、動かなくなった」と述べた。
下院の最高幹部のためライアン氏には護衛が随行し、運転手付きの車もあてがわれている。このためここ3年間は自ら運転しておらず、愛車は地元のウィスコンシン州ジェーンズビルにある母の自宅に預けていたという。
ライアン氏によると、母は毎月、車の動作を確認するためエンジンを起動させていた。ただ、フロリダ州への旅行を最近終えて帰宅したところ、エンジンが動かないことを見付けていた。
修理業者に運び込んだところ、車体の底面にウッドチャックの一家が住み着いていることがわかったという。
ライアン氏は今年末に政界から引退する意向を示している。そのため自らによる運転に備え、運転免許証も更新した。シボレー・サバーバンの利用はあきらめ、ピックアップ車に変えることも考えているという。