ジェフ・ベゾス氏、月着陸船の模型を公開 「月に戻る時だ」

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ジェフ・ベゾス氏が、月着陸船「ブルームーン」の模型を発表した/Melissa Lyttle for CNN

ジェフ・ベゾス氏が、月着陸船「ブルームーン」の模型を発表した/Melissa Lyttle for CNN

ニューヨーク(CNN Business) 米アマゾンの創業者で、宇宙企業ブルー・オリジンを率いるジェフ・ベゾス氏がこのほど、月着陸船「ブルームーン」と新しいロケットエンジンを発表した。ベゾス氏はワシントンで開催されたイベントで登壇し、「今こそ月に戻る時だ。今回は滞在する」と力を込めた。

ベゾス氏によれば、ブルー・オリジンの計画では、月着陸船は数年以内に物資類を月面へと搬送できるようになり、最終的には約50年ぶりに人類を月に送り届けられるようになるという。最初のミッションは2024年に予定されている。

ペンス米副大統領は3月、有人の月面着陸を5年以内に実現させる考えを表明していた。当時のペンス氏の演説では、資金の拠出などについて明らかになっていなかった。

しかし、ペンス氏の発言は、深宇宙への旅行や活発な宇宙関連事業に興味を持つ民間企業の耳目を集めた。連邦政府との契約につながる可能性も出てきそうだ。

ロケット打ち上げの世界はだんだんと、各国政府の独占状態から民間セクターへと比重が移りつつある。米軍は商用の宇宙関連技術を呼び込むために大金を投じている。米航空宇宙局(NASA)は国際宇宙ステーション(ISS)へ宇宙飛行士を送り込むミッションについて、スペースXやボーイングといった民間企業と協力する姿勢を明らかにしている。

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