「特別」と評された牧羊犬、豪史上最高額の300万円で落札
(CNN) オーストラリアで開催された使役犬のオークションで、「特別」と評される牧羊犬が同国史上最高額となる3万5200オーストラリアドル(約300万円)で落札された。
CNN提携局の7Newsが報じたところによると、ビクトリア州カスタートンで13日に開催された使役犬のオークションで落札されたのは、2歳の牧羊犬「フーバー」。
落札額は同国の記録を更新し、フーバーは使役犬としては最も高額な犬となった。
カスタートン牧羊犬協会によると、落札者は羊や牛を扱う匿名の牧畜業者だという。
オークションの紹介文でフーバーは、「冷静な性格とあらゆる資質を完全に備えている」と評されている。
夫のデービッドさんはフーバーは「並外れた性格」だと評価/Courtesy Sarah Lee
フーバーがわずか生後4カ月だった頃に友人から買い取ったという飼い主のサラ・リーさんは7Newsに対し、「彼(フーバー)とは本当に気持ちが通じ合える。エネルギーと生命力に満ちている」と話し、夫のデービッドさんも、「並外れた性格」だと付け加えた。
オーストラリアではこれまで、使役犬の最高落札額は2019年に記録された2万5000オーストラリアドルだった。
英BBC放送によると、世界全体では英国で今年2月に購入されたボーダー・コリー犬の3万8000米ドル(約420万円)が使役犬としての最高額の記録を維持している。