第2次大戦に出征の米男性、存命中の退役軍人としては最高齢の112歳に
(CNN) 第2次世界大戦に出征した存命中の退役軍人としては最高齢とされる米国人男性が12日、112歳の誕生日を迎えた。
ルイジアナ州ニューオーリンズの自宅では、他人との間に距離を置く「ソーシャル・ディスタンス」と自動車を使用する形式で誕生日のお祝いが開かれた。
国立第2次世界大戦博物館の発表によると、ローレンス・ブルックスさんには12日の誕生日、ケーキの他、ジープによるパレード、博物館所属の女性歌唱団「ビクトリーベルズ」や地元ミュージシャンのパフォーマンスなどが用意された。
ブルックスさんは主に、アフリカ系米国人で編成された第91工兵大隊に配属され、戦時中はニューギニア島やフィリピンに駐留した。
また、5人の子どもと5人の継子の父親でもあるブルックスさんの誕生日には、ジョン・ベル・エドワーズ州知事も、従軍への感謝の意を表して誕生日を祝福するメッセージをツイート。
「第2次世界大戦の退役軍人としては最高齢で、誇り高いルイジアナ人のローレンス・ブルックスさん、112歳の誕生日おめでとう。ルイジアナ州全体があなたの従軍に感謝し、良き誕生日となることを願っている」と述べた。
また市当局は、ブルックス氏の節目となる誕生日を祝う公式声明を発表している。