米国や欧州の広い範囲でオーロラ観測の可能性、大規模な太陽フレアで

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ノルウェー北部ロフォーテン諸島で観測されたオーロラ=2018年3月9日/OLIVIER MORIN/AFP/AFP via Getty Images

ノルウェー北部ロフォーテン諸島で観測されたオーロラ=2018年3月9日/OLIVIER MORIN/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 太陽で28日、大規模なフレアが発生し、30日にもその影響が地球に及びそうだ。強力な磁気嵐を引き起こして、米国や欧州の各地でオーロラを観測できるようになる可能性がある。

米海洋大気局(NOAA)はフレアの地球到達を前に、30~31日にG3の「強い」磁気嵐があるとの警告を出した。このスケールにはG1の「軽微な」磁気嵐からG5の「極めて強い」磁気嵐までの5段階がある。

NOAAによると、こうした磁気嵐は電圧の乱れや、一部の保護装置の警報誤作動を引き起こす可能性がある。地球の太陽に照らされた側では、短波通信の障害や無線通信の途絶も起きる可能性があるという。

目に見える影響としては、オーロラの活動が活発となり、米国や欧州の広い範囲で観測できるようになる公算が大きい。

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