絶滅危惧のスマトラトラ、双子が誕生 米動物園
スマトラトラは、インドネシアのスマトラ島に生息していることから名づけられた。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、絶滅危惧種に指定されている。インドネシアの森林地帯に依然として推計400~500匹の野生のスマトラトラが生息している。
動物保護団体ファウナ・アンド・フローラ・インターナショナルによれば、スマトラトラにとっては密猟が特に脅威となっている。皮や骨、歯が主にステータスシンボルとして需要が高いほか、東アジアの伝統的な医学にも使われるため、狩猟の対象となっている。アブラヤシやコーヒー、アカシアのプランテーションによって生息地も減少している。