パワーボールで1510億円の大当たり、当選者まだ名乗り出ず 米
(CNN) 米国の数字選択式宝くじ「パワーボール」の抽選が19日夜に行われ、10億8000万ドル(約1510億円)の大当たりが出た。当たりくじはカリフォルニア州ロサンゼルスのコンビニで販売されたもので、当選者はまだ名乗り出ていない。
当選番号は7、13、10、24、11、パワーボールと呼ばれる残り一つの数字は24だった。
パワーボールによると、幸運な当選者は29年間の分割で10億8000万ドルを受け取るか、一括で5億5810万ドルを受け取るかを選ぶことができる。いずれも課税前の額。
19日の当選額は米国の宝くじ史上では6番目、パワーボール史上でも昨年カリフォルニア州で出た史上最高額の20億4000万ドル、2016年に出た15億8600万ドルに次ぐ3番目に上る。
カリフォルニア州の宝くじ当局によると、今回の当たりくじはロサンゼルス中心部にあるコンビニで販売されたもの。このコンビニも当たりくじを扱ったことで100万ドル近くを受け取る。
母親が店のオーナーだという女性は報道陣に対し、思いがけない収入でうれしいが、使い道はまだ決まっていないと語った。
従業員の男性は20日朝の出勤時に自分の店から当たりくじが出たことを知った。常連客の一人が当選者であればいいのだけど、と話している。
パワーボールの公式ウェブサイトによると、今回の大当たりが出る確率は2億9220万分の1とされる。