「仮病」報道のリンジー・ローハンさん、一転して出廷へ
ロサンゼルス(CNN) 保護観察期間中に交通事故を起こし、米ロサンゼルスの裁判所に出廷を命じられながら「病気」を理由に拒否していた米女優リンジー・ローハンさん(26)が、一転して出廷する見通しとなった。本人周辺の関係者が明らかにした。
ローハンさんは30日の出廷に向け、滞在先のニューヨークから29日夜の便で出発したという。
ローハンさんは窃盗罪で有罪となり、保護観察期間だった昨年夏に交通事故を起こしたうえ、事故について警官にうそをついたとされる。保護観察違反で禁錮245日の刑を言い渡される可能性があり、ロサンゼルス郡上級裁判所で来月初公判が予定されている。
ローハンさんはまず裁判開始前の30日に出廷するよう命じられたが、体調不良のため滞在先のニューヨークからロサンゼルスへ移動できないと主張。代理人として弁護士が出廷することになっていた。
ところが、病気のはずのローハンさんが先週末、元気そうにニューヨークで買い物をする姿を撮った写真が、29日付のタブロイド紙に掲載された。
ローハンさんは2007年に飲酒運転で逮捕されてから酒や薬物絡みのトラブルを繰り返し、ロサンゼルスの裁判所に少なくとも20回出廷。これまでに保護観察違反5回、計6カ月の禁錮刑を言い渡された。ただし刑務所の収容人数の関係上、ほぼ毎回数時間後に釈放されている。