「ミッソーニ」経営者搭乗の不明機、カリブ海で荷物発見
(CNN) イタリアのファッションブランド「ミッソーニ」の経営者ピットリオ・ミッソーニ氏(58)らを乗せた小型機が南米ベネズエラ沖で消息を絶った問題で、同機が運んでいたバッグがカリブ海のキュラソー島で発見された。ミッソーニの報道担当者が明らかにした。
小型機は今月4日、ミッソーニ夫妻ら計6人を乗せてカリブ海のリゾート、ロスロケス諸島からベネズエラの首都カラカスへ向かう途中、行方不明となった。
報道担当者によると、バッグの持ち主のイタリア人観光客は、小型機の直後に出発した旅客機に乗っていた。旅客機にバッグを載せるスペースがなかったため、同機が引き受けたという。
キュラソー島はロスロケス諸島から西へ約200キロの位置にある。滞在中のドイツ人観光客がバッグを発見した。
ミッソーニ氏の家族は「この情報から何も結論付けることはできない。捜索は全力で続けられる」との談話を発表した。同島周辺の捜索はすでに地元当局が実施したが、ベネズエラ当局が継続する。