バイエルン優勝、12季ぶり5度目 サッカー欧州CL決勝
(CNN) ドイツ勢同士の激突となったサッカーの欧州クラブ王者を決める2012~13年チャンピオンズリーグ(CL)の決勝は25日、ロンドンのウェンブリー競技場で行われ、バイエルン・ミュンヘンが2-1でボルシア・ドルトムントを破り、5度目の優勝を飾った。
バイエルンのCL制覇は12季ぶり。前回のCLでは準優勝だった。ドルトムントは16季ぶり2度目の優勝を狙ったが果たせなかった。
試合前半は、両チーム無得点のまま終了。試合が動いたのは後半15分で、バイエルンのFWマリオ・マンジュキッチがクロスボールを押し込んで先制。しかし、後半23分にドルトムントがPKを得て、MFイルカイ・ギュンドガンがこれをきっちりと決め、同点に追い付いた。
しかし、バイエルンは試合終了直前の後半44分、オランダ代表のFWアリエン・ロッベンがゴール前で抜け出してGKをかわし、値千金の決勝点をもぎ取った。
バイエルンは国内リーグ戦で2位のドルトムントに25ポイント差を付け早々と優勝を決めていた。CL制覇と合わせ、6月1日に予定されるドイツ杯決勝でシュツットガルトを下せば3冠達成となる。