「子どものミスコン」に賛否両論、仏上院で禁止法案通過
一方でコロラド州のある母親は、かつて引っ込み思案だった娘がミスコンテストに出場することで自信をつけ、13歳になった今では全米各地の講演会でいじめられた経験を語るまでに成長したと話す。
インディアナ州でミスコンテストの主催団体を率いる女性は、「中には過激なコンテストもあるが、だからといって法律で禁止するべきではない」と話す。12歳のころからミスコンテストに参加しているという大学生は「子どもが自分で決められるようになる10歳前後を目安に、主催団体が自主的な年齢制限を設けたらどうか」と提案した。
「政府が口をはさむことではない」という意見も多数寄せられた。ある学校の元校長は「子どもの性的搾取を防ぐためのガイドラインを設けたうえで、子どもにどんな活動をさせるかは親の判断に任せるべきだ」と主張している。