ロビン・ウィリアムズさんの妻と子、遺産相続で争い
ニューヨーク(CNNMoney) 昨年死去した米俳優ロビン・ウィリアムズさんの遺産を巡り、妻と子どもたちの間で相続争いが持ち上がっている。
争いの対象になっているのは、ウィリアムズさんの持ち家の1つだったカリフォルニア州ティブロンの邸宅にある衣類や宝飾品、写真、賞杯など。婚約指輪やウィリアムズさんが結婚式で着たタキシードも含まれる。
ウィリアムズさんは昨年8月、この家で死亡しているのが見つかった。63歳だった。
妻のスーザンさんと、前妻との間の子ども3人は30日、カリフォルニア州の裁判所に出廷。ウィリアムズさんはスーザンさんがティバロンの家を相続して住み続けることを望んでいた。裁判の中でスーザンさん側は、家の中にある物品もスーザンさんが相続すべきだと主張している。
遺言では子どもたちにも遺品の一部が残されたが、スーザンさん側は、子どもたちが相続すべきは同州ナパにあるもう1軒の家のものに限られると主張。さらにウィリアムズさんの腕時計は宝飾品ではないとして、この時計も妻のものだと訴えた。
一方、子ども側はこの主張に反論し、ウィリアムズさんの死後ほぼ3カ月の間、スーザンさんはティバロンの家に自分たちを入れようとしなかったと訴えている。
死亡した当時、ウィリアムズさんはうつに苦しみ、初期のパーキンソン病と診断されていた。