日本が南アに歴史的勝利 ラグビーW杯
(CNN) ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会は19日、1次リーグの試合が行われ、B組の日本代表が初戦で優勝候補の南アフリカを34―32で破る歴史的勝利を収めた。
世界ランキング13位の日本にとって、W杯での勝利は1991年の対ジンバブエ戦以来初めて。一方、同3位の南アフリカは95年と2007年に続き、史上初の3度目の優勝を狙う強豪だ。
試合は緊迫した展開が続き、前半は南アが12―10でリードして折り返した。後半の終了間際に南アのペナルティーがあり、日本は同点に追い付けるキックではなくスクラムを選択。カーン・ヘスケス選手が逆転トライを決めた。日本が奪った34得点のうち、五郎丸歩選手が24得点を挙げた。
エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは試合終了後、「すごい声援だった。W杯史上最高の試合のひとつとして歴史に残るに違いない」と語った。
日本代表は23日にスコットランドとの第2戦に臨む。