仏サッカー代表ベンゼマ、同僚を恐喝した容疑で取り調べ
(CNN) サッカーのフランス代表でスペイン1部リーグのレアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマ(27)が、フランス代表の同僚選手を恐喝しようとした疑惑が持ち上がっている。
仏警察は、同国代表MFマチュー・バルブエナに対する恐喝未遂事件を巡り、ベンゼマの関与を調べている。
捜査状況に詳しい人物がAFP通信に語ったところでは、恐喝未遂事件の中心にあるのは、性行為を撮影したとされる映像だ。
ベルサイユの検察の発表によれば、ベンゼマは「恐喝の共謀と犯罪行為を目的とした犯罪グループへの参加」について調べられているという。
一方、ベンゼマの弁護士は、同選手は「この恐喝事件にはいっさい関わっていない」と主張。「誤ったやり方」で問題が公表されたとしている。
弁護士はテレビの取材に答え「ベンゼマは友人であるバルブエナに同情している」と語った。
ベンゼマは4日に当局に身柄を拘束され、5日朝に出廷した。
検察によればベンゼマは保護観察命令を受け、バルブエナとの接触を禁じられている。
両選手とも、今月行われる仏代表とドイツとイングランドとの親善試合には招集されていない。
レアル・マドリードとバルブエナからのコメントは得られなかった。