アストロズが球団史上初の優勝、ドジャース退ける MLB
(CNN) 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は1日(日本時間2日)、ロサンゼルスで第7戦が行われ、ヒューストン・アストロズ(ア・リーグ)がロサンゼルス・ドジャース(ナ・リーグ)を5ー1で下し、対戦成績を4勝3敗として優勝した。1962年の球団創設以来初となるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
アストロズは序盤からドジャース先発のダルビッシュを攻め、スプリンガーの2ランホームランなどで2回までに5点をリード。ダルビッシュはこの回で降板した。
スプリンガーはこのワールドシリーズで5本のホームランを放っており、77年のレジー・ジャクソン、2009年のチェイス・アトリーとともにシリーズ中の最多本塁打を記録した。
アストロズはレギュラーシーズンで101勝、ドジャースは104勝をそれぞれ上げていた。100勝を超えるチーム同士がワールドシリーズで顔を合わせたのは1970年以来初めてとなる。
最終戦までの試合は激闘が続き、両チームの打ったホームラン数の合計はワールドシリーズ史上最多を記録。劇的な逆転で決着した試合も複数あり、これまでで最も面白いシリーズだったとの見方も出ている。
ドジャースは88年以来7度目となる優勝を目指したが、あと一歩及ばなかった。