2026年W杯、米国・メキシコ・カナダの3カ国共催

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
モスクワでの総会で、2026年W杯は米国・メキシコ・カナダの3カ国で共催されることが決まった

モスクワでの総会で、2026年W杯は米国・メキシコ・カナダの3カ国で共催されることが決まった

(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)は13日、ロシアの首都モスクワで開いた総会で、2026年のワールドカップ(W杯)を米国、メキシコ、カナダの北米3カ国共催で開くことを決めた。

26年W杯にはモロッコも名乗りを上げていたが、FIFAの投票では北米3カ国が134票を獲得、モロッコの65票を上回った。

W杯が3カ国共催で開かれるのは初めてとなる。ただ、3カ国の共同招致案が発表された2017年4月以来、米国とメキシコおよびカナダとの政治的関係は悪化している。

米国のトランプ大統領は、先に開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)に関連してカナダのトルドー首相を強く非難。メキシコとの間では、関税や国境の壁建設をめぐる対立が続く。

それでもW杯の共同開催が発表されると、トランプ大統領は「米国がメキシコとカナダと一緒にワールドカップを獲得した。おめでとう」とツイートした。

26年W杯には史上最多となる48カ国が参加予定。北米3カ国の売り上げは143億ドル(約1兆5766億円)と予想され、FIFAは110億ドルの記録的な利益を見込む。

男子W杯の開催は米国で1994以来、メキシコでは1986年以来。カナダでは女子W杯は開かれているが、男子は初めての開催となる。

W杯ロシア大会は14日に開幕。2022年大会はカタールで開かれる。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]