Rマドリード、ジダンが監督に復帰 欧州サッカー
(CNN) サッカー・スペイン1部リーグの名門、レアル・マドリードは11日、元所属選手で監督も務めたジネディーヌ・ジダン氏が再びチームの指揮を執ることになったと発表した。前回の監督就任時は、数多くのタイトルをもたらした後に突然辞任を表明。それからわずか1年足らずでの監督復帰となった。
クラブは昨年10月に監督に就任したサンチャゴ・ソラリ監督を、成績不振を理由に解任。ジダン氏との契約期間は今シーズンの残りの日程に加え、2022年6月末までの3シーズンとなっている。
現役時代、フランス代表としてW杯制覇にも貢献したジダン氏は01~06年までレアルでプレー。華麗なテクニックでファンを魅了し、スター選手の地位を確立した。
現役引退後の16年1月に監督に就任すると、欧州最強クラブを決めるチャンピオンズリーグ(CL)で3連覇を果たすなど、指導者としても手腕を発揮したが、18年5月に突如辞任を表明していた。監督時代に戦った149試合のうち、敗れたのはわずかに16試合だった。
ジダン氏が辞任して以降のレアルは成績が低迷している。現在リーグ戦では、首位を走る宿敵FCバルセロナに対し勝ち点差12の3位。CLでは16強に進んだものの、先週オランダのアヤックスに敗れてトーナメントから姿を消した。