ラファエル・ナダル、全仏最多となる12回目の優勝 テニス
パリ(CNN) テニスの全仏オープンは9日、パリで男子シングルスの決勝が行われ、ラファエル・ナダル(スペイン)がドミニク・ティエム(オーストリア)を6―3、5―7、6―1、6―1で下して優勝を遂げた。
ナダルの全仏優勝は12回目となり、同一の4大大会の優勝回数では、全豪オープンの女子シングルスで11度優勝したマーガレット・コートを抜いて単独最多となった。
ナダルの全仏での通算成績は93勝2敗で、決勝では敗れたことがない。
1年で4大大会すべてを制する「年間グランドスラム」を2度達成した往年の名選手ロッド・レーバー氏はツイッターで、「グランドスラムを勝つことは容易ではない。12回も全仏を制するとは信じられない」とナダルの勝利をたたえた。
4大大会での優勝回数はナダルが18回となり、初めてロジャー・フェデラーに2勝差以内に迫った。