eスポーツ世界大会、米16歳が優勝 賞金3.3億円獲得
ニューヨーク(CNN Business) 米ニューヨークで28日、シューティングゲーム「フォートナイト(Fortnite)」の世界大会が初めて開催され、米ペンシルベニア州に住む16歳のカイル・ギアーズドーフさんが優勝した。ソロ部門のチャンピオンとして獲得した賞金は300万ドル(約3億3000万円)に上る。
コンピューターゲームの腕を競うeスポーツの大会で、1人のプレーヤーにこれだけの額の賞金が支払われるのは初めて。「Bugha」の名でプレーするギアーズドーフさんはプロゲーマーを含む強力な対戦相手を向こうに回し、序盤から有利にゲームを進めた。
終わってみれば2位に大差をつけての圧勝。プレー終了後、ギアーズドーフさんは「これまでのいろんな努力がすべて報われた。めちゃくちゃうれしい」と喜びを爆発させた。その後は地元から応援に駆け付けた家族の元に向かい、抱擁(ほうよう)を交わした。
2位は別のゲームでプロとして活躍した経歴を持つハリソン・チャンさんで、獲得賞金は180万ドル。24歳のチャンさんは今大会の最年長プレーヤーのひとりだった。
以下、3位と4位のプレーヤーがそれぞれ120万ドル、105万ドルの賞金を獲得した。
大勢の観客が詰めかけた会場は、テニスの全米オープンが開かれることで知られるアーサー・アッシュ・スタジアム。