全米オープン、スペインのナダル選手が欠場を表明
(CNN) 男子テニス世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)は4日、今月31日から米ニューヨークで開催されるテニスの全米オープンを欠場すると発表した。
ナダルはツイッター上で欠場の決断を明らかにし、新型コロナウイルス感染をめぐる全世界の状況は「非常に複雑」だと指摘。「感染者が増え、私たちはそれをまだ制御できていないようだ」と書き込んだ。
ライバルのロジャー・フェデラー(スイス)もひざの故障により、すでに全米オープン欠場を決めている。
主催の全米テニス協会(USTA)が4日に発表したエントリーリストには、男子の世界ランク1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)やドミニク・ティエム(オーストリア)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)らの名前があった。
女子では世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が先日、欠場を発表したが、昨年のシングルスを制したビアンカ・アンドレ―スク(カナダ)、世界ランク2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、セリーナ・ウィリアムズ、大坂なおみらがエントリーしている。
ただし、リスト上にも最終的な決断に至っていない選手は多く、全員が出場するとは限らない。