車内にサブマシンガン所持の疑い、NFL選手を逮捕 米
(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルス市警は21日、米プロフットボールリーグ(NFL)のカンザスシティー・チーフスでディフェンシブエンド(DE)を務めるフランク・クラーク選手(28)について、車内にサブマシンガンを所持しているのが見つかり逮捕されたと明らかにした。
警察報道官によると、クラーク選手は20日午後9時20分ごろ、車両関連法令に違反した疑いで停車を命じられた。この際、サブマシンガン「ウージー」がかばんから突き出しているのに警官らが気付いたという。
クラーク選手は3人の同乗者とともに車から降ろされ、車内に火器を隠し持っていた疑いで逮捕された。
ロサンゼルス郡保安官事務所の記録によると、その後クラーク選手は21日午前にロサンゼルス郡の拘置所に収容され、午後2時30分に3万5000ドル(約390万円)を支払って保釈された。
クラーク選手はロサンゼルス生まれで、2015年にドラフト2巡目で指名された。
オールスター出場2回を誇り、現在は7年目のシーズン入りを迎えている。チーフスでは3年間を過ごし、20年にはスーパーボウル優勝チームの一員となった。
NFLの広報は「この問題については認識しており、NFLの個人行動規範に基づき調査を行う」と説明。CNNはクラーク選手の弁護士とチーフスにコメントを求めている。