ブライアン・メイさん、コロナ感染は「最悪」と形容 ファンにワクチン接種呼びかけ
(CNN) 英ロックバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイさん(74)が、先週受けた新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたことを明らかにした。新型コロナの症状は「本当にひどい」と訴え、ファンに対してワクチン接種を促している。
メイさんはインスタグラムへの投稿や動画を通じ、感染の経緯について説明した。先の週末に掲載した動画では、妻のアニタ・ドブソンさんと一緒に友人数人と誕生日のランチに出かけることにしたと語っている。
自身はその朝に検査を受け、自身もドブソンさんもワクチン接種済みだったので、ランチに出かけても安全だと思っていたという。しかしオミクロン変異株の感染が英全土で急拡大する中、パーティー参加は「リスク」を冒す行為だったと振り返る。
ブライアン・メイさん(写真左)と妻のアニタ・ドブソンさん/Dave J Hogan/Getty Images
陽性と判定されて以来の自身の症状について、数日間はあまりにひどい状態だったと打ち明け、まるで「想像を絶する最悪のインフルエンザ」のようだったと形容。しばらくの間はベッドから出ることができず、インフルエンザのような症状が「満載」だったと伝えている。
メイさんは動画の終盤でワクチン未接種の人に向けて、「今現在、未接種の人がたくさん入院していて、まさに生死の境をさまよっている」と述べ、自分も3回の接種を受けていなければ、今のように回復できたとは思えないと強調。「お願いだから接種に行ってほしい」と呼びかけた。