米ディズニーリゾート、マスク義務撤廃 ワクチン接種が条件
(CNN) 米カリフォルニア州のディズニーランドとフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで、ワクチン接種を完了した入場者に対するマスク着用の義務付けが17日から撤廃され、屋外でも屋内でもマスクを着ける必要がなくなる。
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの公式サイトに掲載された情報によると、ワクチン接種を完了していない来場者については、引き続き屋内施設でのマスク着用を求める。
また、ディズニーのバスやモノレール、スカイライナーといった閉鎖型の公共交通機関を利用する2歳以上の乗客は、引き続きマスクを着ける必要がある。
ディズニーランドもCNNの取材に対し、ウォルト・ディズニー・ワールドに合わせて17日からポリシーを改定することを確認した。
ディズニーに先立ちフロリダ州のユニバーサル・オーランドも12日から、ワクチン接種を完了した入場者に対する屋内と屋外でのマスク義務付けを撤廃していた。
ユニバーサル・オーランドはCNNに寄せた声明の中で、ワクチン未接種の入場者に対しては屋内でのマスク着用を奨励すると述べ、今回のポリシー改定は「地元の状況と傾向」に基づいていると説明した。
一方、カリフォルニア州のユニバーサル・ハリウッドはロサンゼルス郡のマスク着用規定に従って、引き続き入場者に屋内と屋外での常時マスク着用を求める。5歳以上の入場者については、ワクチン接種または陰性証明の提示も条件としている。